電気温水器からエコキュートへ交換する費用は?電気代・補助金・工事を解説【2026年】

当ページは、編集部の独自調査と各社サービスを基に作成していますが、一部PRリンクが含まれます

記事の内容に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

電気温水器からエコキュートへ交換する費用と工事
エコキュート担当者

解説:エコキュート担当 田中
電気温水器からエコキュートへの交換費用は、本体・リモコン・標準工事を含めて40万~70万円前後が目安です。既存の基礎や配管を使えるか、200V電源を改修するか、屋内のタンクをどう搬出するかで総額が変わります。見積もりを取る前に、どこを確認すればよいか順番に見ていきましょう。

電気温水器を10年前後使っていて、これからも同じ家に長く住む予定なら、エコキュートへの交換は検討する価値があります。給湯に使う電力量を減らしやすく、2026年は対象機種の設置と電気温水器の撤去を合わせて最大12万円の国の補助を受けられる可能性があるためです。

ただし、どの家でも必ず得になるわけではありません。ヒートポンプユニットを置けない、数年以内に転居する、お湯の使用量が少ないといった家庭では、初期費用を回収しにくい場合があります。まず次の3点を確認してください。

先に確認する3つの答え

  • 交換できるか:貯湯タンクとヒートポンプの場所、搬入経路、200V電源を確保できるか
  • いくらかかるか:補助金を引く前の総額と、基礎・配管・電気・撤去の追加費用はいくらか
  • 元が取れるか:電気温水器を買い替える場合との差額を、年間の給湯費削減額で何年かけて回収するか

電気温水器からの交換を相談しやすい3社

型番と同じ設置写真を送り、補助金を引く前の総額で比べてください。まずは、それぞれどんな人に向いているかを確認しましょう。

業者 向いている人 見積もり
1位 Cools 機種・補助金・工事後までまとめて相談したい 無料見積もり
2位 給湯器駆けつけ隊 故障時に修理か交換かも相談したい 無料相談
3位 エコ救 地域・対象機種・保証を早く確認したい 無料見積もり
目次

電気温水器からエコキュートへ交換できる条件

貯湯式の電気温水器が付いている家でも、同じ場所へそのまま入れ替えられるとは限りません。エコキュートは貯湯タンクのほかに、エアコンの室外機に似たヒートポンプユニットを使います。次の条件を満たせるか、現地調査で確認します。

貯湯タンクとヒートポンプを設置できる

既存のコンクリート基礎に十分な大きさと強度があり、新しいタンクの脚とアンカー位置が合えば、補修して使える場合があります。基礎が小さい、傾いている、ひび割れがある場合は、拡張や打ち直しが必要です。

タンクの横にはヒートポンプの設置場所も必要です。本体寸法だけでなく、点検スペース、空気の通り道、ドレン排水、寝室や隣家の窓との位置関係まで確認します。角型が入らない通路では、薄型機種を選べることがあります。

200V電源と専用回路を使える

多くの電気温水器は200Vですが、古いブレーカーや配線を無条件で流用できるわけではありません。交換する機種の定格に対して、配線の太さ、ブレーカー容量、アース、主幹容量、劣化状態が合うかを有資格者が確認します。分電盤に空きがなければ、専用回路の増設や分電盤交換が見積もりに加わります。

給水・給湯・追いだき配管を接続できる

既存配管が腐食している、地中や床下を長く通っている、新しい設置場所まで距離がある場合は、更新や延長が必要です。給湯専用の電気温水器からフルオートへ替えるときは、浴槽の循環口と追いだき配管を新設することがあります。

集合住宅は管理規約と共用部分を確認する

マンションの室内やパイプスペースにある電気温水器は、一般的な戸建用エコキュートへ替えられない場合があります。ヒートポンプの置き場、床の耐荷重、排水、騒音、配管経路、共用部分の工事が関係するためです。管理組合の承認と、建物に合う集合住宅用機種の有無を契約前に確認してください。

電気温水器とエコキュートの違い

一般的な電気温水器は、タンク内のヒーターへ通電してお湯を作ります。エコキュートは、電気でヒートポンプを動かし、空気中の熱を集めてお湯を作ります。この仕組みの違いが、消費電力量とランニングコストの差につながります。

比較項目 電気温水器 エコキュート
加熱方法 電熱ヒーター 空気熱+ヒートポンプ
設置機器 主にタンク1台 貯湯タンク+屋外機
給湯の電気代 高くなりやすい 抑えやすい
運転音 比較的小さい 屋外機の音・振動がある
お湯切れ 貯湯式では起こり得る 残湯量により起こり得る
国の補助 新設は対象外 対象型番なら利用可能

資源エネルギー庁は、従来の電気温水器と比べ、ヒートポンプ給湯器では電気料金を約75%削減できる試算例を紹介しています。ただし、実際の差は地域、外気温、電気料金プラン、家族人数、お湯の使い方で変わります。「必ず4分の1になる」と考えず、自宅の条件を入れた年間試算で比べることが大切です。

電気温水器からエコキュートへ交換する費用

本体と標準工事を含む総額は40万~70万円前後が目安です。370Lか460Lか、給湯専用・オート・フルオートのどれか、高圧・薄型・寒冷地仕様が必要かで本体価格が変わります。基礎の打ち直し、分電盤交換、配管延長、特殊搬出が重なると、目安を超えることもあります。

費用項目 含まれる作業 高くなりやすい条件
本体・付属品 タンク、ヒートポンプ、リモコン、脚部カバー 大容量、高圧、薄型、寒冷地仕様
撤去・処分 水抜き、搬出、処分 屋内、階段、狭所、クレーン
基礎 強度確認、補修、アンカー固定 拡張、打ち直し、地盤調整
配管 給水、給湯、追いだき、排水 劣化、長距離、循環口新設
電気 200V回路、ブレーカー、アース 分電盤、幹線、引込容量の変更
設置・試運転 搬入、固定、通水、操作説明 人員追加、門扉脱着、長い搬入経路

「本体+標準工事」の表示価格だけで決めない

安く見える見積もりでも、リモコン、脚部カバー、既存機器の処分、基礎、200V電源、配管延長が別なら支払額は上がります。補助金を引く前の総額を出してもらい、追加になり得る工事と単価を契約前に書面で確認してください。

屋内にある電気温水器は搬出費用を確認する

室内、地下、2階、狭い勝手口の奥に設置されていると、水抜きと搬出に時間がかかります。設置後の内装工事によって本体が通路を通らない場合は、分解搬出や扉の脱着が必要です。新しい機器を屋外へ移すなら、外壁貫通、基礎新設、屋外までの配管・配線も見積もりに入れます。

元が取れる年数は自宅の請求額から計算する

回収年数の計算式

「新しい電気温水器へ交換する場合」との初期費用差 ÷ 1年間に減る給湯費 = おおよその回収年数

例:補助後の初期費用差が24万円、年間の給湯費が6万円減る想定なら、24万円÷6万円=約4年です。

電気料金の請求額には冷暖房、調理、照明も含まれるため、全額を給湯費として計算しないでください。古い深夜電力メニューは新規受付を終了し、一度変更すると戻れない場合があります。工事前に現在のプラン名を控え、交換後の家全体の電気代で比較します。

交換するメリットとデメリット

メリット 事前に知りたいデメリット
給湯に使う電力量を減らしやすい 導入費用が高い
既存の基礎・配管・電源を使える場合がある ヒートポンプの設置場所が増える
対象機種なら補助金を使える 夜間の運転音と振動に配慮が必要
非常用取水栓を使える機種がある 容量選びを誤るとお湯切れが起きる
太陽光の余剰電力を活用できる機種がある 交換前と水圧が変わる場合がある

2階・3階給湯や2か所同時使用が多い家庭は、高圧タイプを比較します。寝室や隣家の窓に近い場所しか空いていない場合は、屋外機の向き、防振、壁との距離を現地で決めてください。停電時の蛇口給湯や断水時の取り出し方法は機種によって違うため、設置後に取扱説明書を家族で確認します。

エコキュートへ交換しないほうがよいケース

  • 貯湯タンクとヒートポンプの設置・搬入場所を確保できない
  • 寝室や隣家の窓を避けた配置が難しい
  • 数年以内に転居や建て替えを予定している
  • お湯の使用量が少なく、初期費用の回収に長くかかる
  • 集合住宅の規約、耐荷重、排水条件を満たせない
  • 補助金を使っても予算を大きく超える

当てはまっても、薄型・コンパクトタイプや別位置への設置で解決できることがあります。ただし、無理な配置は点検性や騒音の問題につながります。故障して急いでいるときほど、現地調査前に本体だけを注文しないでください。

見積もり前に撮る10枚

同じ写真を2~3社へ送れば、条件をそろえて比べやすくなります。型番だけでなく、追加工事を判断できる場所を撮影しましょう。

撮る場所 確認できること
型番ラベル 容量、機能、製造時期
本体の正面全景 寸法、周囲の障害物
左右と背面 配管経路、点検スペース
基礎と脚 流用、アンカー、ひび割れ
本体下部の配管 給水、給湯、追いだき、排水
専用ブレーカー 200V回路、容量、分電盤の空き
台所・浴室リモコン 現在の給湯機能
浴槽の循環口 追いだき配管の有無
搬出入経路 通路幅、階段、門扉
水漏れ・さび 緊急度、配管更新の必要性

交換工事の流れと日数

  1. 現地調査と機種選定
  2. 総額見積もり、補助対象型番、保証の確認
  3. 工事前写真の撮影と申請準備
  4. 既存機器の水抜き・撤去
  5. 基礎の確認・補修
  6. 貯湯タンクとヒートポンプの据え付け
  7. 配管、200V電源、リモコンの接続
  8. 通水、沸き上げ、湯はり、追いだきの試運転
  9. 操作説明、保証書、補助金還元方法の確認

条件がよければ1日で終わることがあります。基礎を作り直す、分電盤を変更する、配管を長く延ばす場合は2日以上かかることもあります。工事完了と入浴できる時刻は同じとは限らないため、その日の何時ごろからお湯を使えるか聞いておきましょう。

DIY交換はできません。200V電気工事、給水・給湯配管、重量物の搬出と固定が含まれます。感電、漏水、転倒を防ぐため、必要な資格を持つ担当者へ依頼してください。

失敗しないエコキュートの選び方

家族人数だけでなく実際のお湯使用量で容量を決める

容量 人数の目安 確認したい使い方
300L前後 1~3人 シャワー時間、来客
370L 3~5人 連続入浴、朝のシャワー
460L 4~7人 2か所給湯、湯はり回数
550L前後 5~8人 大家族、多量のお湯

人数は目安です。現在の電気温水器でお湯切れがあった家庭は、同じ容量を機械的に選ばず、来客、子どもの成長、朝のシャワー、同居予定まで伝えてください。

給湯タイプと水圧を生活に合わせる

給湯専用は蛇口からお湯を出す基本タイプ、オートは自動湯はり、フルオートは自動湯はりに加えて保温やたし湯などを行います。現在追いだきを使っているなら、フルオートを基準にすると機能差を抑えられます。2階給湯、同時使用、強いシャワーを希望する場合は、メーカーごとの給湯圧も比較します。

地域に合う寒冷地・耐塩害仕様を選ぶ

最低気温が低い地域では寒冷地仕様と凍結対策、海に近い地域では耐塩害・耐重塩害仕様を確認します。一般地仕様を価格だけで選ぶと、能力低下や故障の原因になりかねません。設置地域、標高、海岸からの距離を販売店へ伝えます。

給湯省エネ2026事業で最大12万円の補助

2026年は、対象となるエコキュートの設置で基本7万円、高い性能要件を満たす機種は3万円加算、同時に既存の電気温水器を撤去すると2万円加算され、1台あたり最大12万円になる可能性があります。

補助項目 金額 主な注意点
基本額 7万円/台 登録された対象型番に限る
性能加算 3万円/台 所定の性能要件を満たす機種
電気温水器の撤去 2万円/台 設置と同時の撤去、別予算枠

申請は一般消費者が直接行うのではなく、登録された給湯省エネ事業者が手続きを行います。工事前後の写真が必要なので、事業者の案内前に古い機器を処分しないでください。発注者が本体を買い、取り付けだけを別会社へ頼む施主支給・材工分離は、購入・工事タイプの補助対象外です。

補助金の最新情報を確認する

補助額、対象型番、予算の進み具合、受付期間は変わります。契約前に公式サイトで確認してください。

電気温水器からの交換を相談しやすい業者TOP3

電気温水器からの交換では、本体価格だけでなく、切り替え工事への対応、保証、対応地域、見積もりの分かりやすさも大切です。3社には同じ写真と希望条件を送り、補助金を引く前の総額で比べてください。

順位・業者 この順位にした理由 向いている人
1位 Cools エコキュート中心の販売・施工・点検・修理と、全国12拠点の運営情報を公式に公開 機種、補助金、工事後まで一括相談したい
2位 給湯器駆けつけ隊 修理と交換の両方を扱い、商品・工事10年保証を公式に案内 故障時に修理か交換かも相談したい
3位 エコ救 交換専門で、対応都道府県と商品・工事10年保証を公式に明示 対応地域、対象機種、保証を早く確認したい

1位:Cools

Coolsのエコキュート交換

1位のCoolsは、エコキュートの販売だけでなく、施工、点検、修理、保守まで扱っています。交換後も同じ窓口へ相談しやすいことが強みです。公式サイトでは年間販売5,000台、全国12拠点と案内されています。現在の型番、分電盤、基礎、搬入経路の写真を送り、電気工事と撤去処分まで含む総額を確認してください。

  • 機種選定・設置・補助金をまとめて相談したい人向け
  • 全国の拠点網とエコキュートへの専門性を重視する人向け
  • 保証の対象、免責、修理窓口は契約書で確認

Coolsで無料見積もりを依頼する

2位:給湯器駆けつけ隊(ミズテック)

給湯器駆けつけ隊のエコキュート交換

給湯器駆けつけ隊の強みは、エコキュートの交換だけでなく修理も相談できることです。急な故障で、直して使うか買い替えるか迷っている人にも向いています。公式サイトでは商品・工事10年保証が無料で含まれると案内されていますが、対象部品、上限、免責、修理窓口は見積書と一緒に確認しましょう。

  • 故障した機器を修理できるかも確認したい人向け
  • 工事日と在庫を急いで聞きたい人向け
  • 保証条件は申込時点の書面を優先

給湯器駆けつけ隊へ無料相談する

3位:エコ救

エコ救のエコキュート交換

交換する方針が決まっているなら、エコ救も比較候補です。対応している都道府県が公式サイトに掲載され、商品10年・工事10年保証も案内されています。修理はメーカー対応になるため、修理も検討したい人より、対象機種と工事日を早く決めたい人に向いています。

  • 交換することが決まり、対応地域をすぐ確認したい人向け
  • 商品と工事の保証を重視する人向け
  • 修理希望の場合はメーカー窓口も比較

エコ救で無料見積もりを依頼する

さらに対応地域や保証を比較したい方は、エコキュート交換業者の総合ランキングも参考にしてください。

そのまま送れる見積もり依頼文

「現在の電気温水器の型番と設置写真を送ります。家族は4人、370Lのフルオートを使用し、2階でもお湯を使います。エコキュート本体、リモコン、脚部カバー、既存基礎の確認、200V電源、配管、古い電気温水器の撤去処分を含む総額を教えてください。追加費用の条件、補助対象型番、補助金の還元方法、最短工事日、当日に入浴できる予定時刻、商品・工事保証の対象もお願いします。」

契約前に見積書で確認する項目

  • 型番、タンク容量、給湯タイプ、給湯圧
  • リモコン、脚部カバー、基礎、配管、電気工事の範囲
  • 既存機器の水抜き、搬出、撤去処分
  • 補助金を引く前の総額と還元方法
  • 追加費用が発生する条件と単価
  • 商品保証・工事保証の期間、対象、上限、免責、連絡先
  • 支払時期、キャンセル料、工事日、お湯を使える予定時刻

電気温水器からエコキュートへの交換でよくある質問

交換費用はいくらですか?

本体と標準工事を含めて40万~70万円前後が目安です。高圧・薄型・寒冷地仕様、基礎の打ち直し、分電盤交換、配管延長、特殊搬出が必要な場合は高くなります。補助金を引く前の総額で相見積もりを取ってください。

工事は何日かかりますか?

現地条件がよければ1日で終わることがあります。基礎、分電盤、長い配管工事が必要なら2日以上かかる場合があります。沸き上げ時間もあるため、工事終了時刻と入浴できる時刻を分けて確認します。

既存の基礎や配線は使えますか?

基礎の寸法・強度・アンカー位置、配線の太さ・ブレーカー容量・劣化状態が新しい機種に合えば、使える場合があります。型番だけでは判断できないため、現地調査が必要です。

電気料金プランは必ず変更しますか?

現在の契約と交換機種によります。変更したほうが安くなる場合もあれば、受付を終了した古い料金メニューを維持したほうが有利な場合もあります。変更後に戻せないことがあるため、契約中の電力会社へ工事前に確認してください。

電気温水器の撤去で補助金は増えますか?

対象エコキュートの設置と同時に撤去すると、1台2万円が加算されます。基本7万円、性能加算3万円と合わせて最大12万円です。撤去加算は別予算枠で、工事前写真も必要です。

寿命は何年くらいですか?

使用環境や手入れによって変わりますが、10~15年ほどが一つの目安です。10年以上使い、エラー、水漏れ、温度の不安定さが増えたら、修理部品の有無と交換費用を同時に確認します。

まとめ|本体価格ではなく10年間の総額で判断する

電気温水器からエコキュートへの交換は、多くの戸建住宅で可能です。判断のポイントは、本体価格の安さではありません。既存基礎、配管、200V電源、撤去・搬出を含む総額と、交換後の電気代を並べて比べることです。

最初に型番、基礎、配管、分電盤、搬入経路の写真を撮り、同じ条件で2~3社へ見積もりを依頼してください。補助対象型番、追加費用、保証、工事日まで書面でそろえば、自宅にとって本当に得な交換か判断しやすくなります。

Coolsで電気温水器からの交換を相談する
給湯器駆けつけ隊へ無料相談する
エコ救で補助金と工事を相談する

記事の内容に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

掲載業者へのご依頼・お見積もり・工事日程などは、各社の公式サイトより直接ご連絡ください。当サイトでは受付や取り次ぎは行っておりません。

記事に関するお問い合わせ
目次